【先週の感染症(2021年6月14日~6月19日)】

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6月14日から6月19日まで
(2021年第24週)に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
感染性胃腸炎 2名(4歳・12歳)、
パラインフルエンザウイルス感染症 1名(60歳)でした。

大阪ではRSウイルス感染症の流行が続いています。乳幼児のお子さんで、痰のからむ咳が出て、発熱が2日以上続く場合には、受診するようにしましょう。

また、当院では夏かぜ(咽頭結膜熱やヘルパンギーナ等以外)の流行の兆しがみられます。咳や鼻汁等の症状がなく、38~39℃台の発熱が認められて、食欲がない場合には、受診するようにしましょう。

大阪では、新型コロナウイルス感染症の第4波のピークは過ぎましたが、
引き続き、

  • ①換気の悪い密閉空間、
  • ②多数が集まる密集場所、
  • ③間近で会話や発声をする密接場面、

などの密を避けるという基本的な対策を遵守して、マスクの着用と手洗いの励行を徹底しましょう。

大阪府は府民に対して、

  • ①不要不急の外出は自粛すること
  • ②不要不急の都道府県間移動、特に緊急事態措置区域との往来は、極力控えること
  • ③感染対策が徹底されていない飲食店等の利用を自粛すること
  • ④営業時間短縮を要請した時間以降、飲食店にみだりに出入りしないこと
  • ⑤2人以下のマスク会食の徹底(例外あり)
  • ⑥路上、公園等における集団での飲酒は自粛すること
  • ⑦少しでも症状がある場合、早めに検査を受診すること

を呼びかけています。

発熱や咳、嗅覚異常などが出現したり、体調が思わしくないと感じた場合には、新型コロナウイルス感染症を疑って、大阪府が指定している「診療・検査医療機関」(大阪府のHP参照)を受診するようにしてください。