2025/02/12
2月3日から2月9日まで(2025年第6週)に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
感染性胃腸炎 2名
(15歳・66歳)、
ヒトメタニューモウイルス感染症 1名
(2歳)、
インフルエンザA型 5名
(1歳~44歳)、
新型コロナウイルス感染症 10名
(16歳~74歳)
でした。
インフルエンザの報告数が1つ目のピークを過ぎました。
インフルエンザには主に3つの型があり(A型2種類とB型1種類)、今年のように大流行している年には2回以上罹ってしまう場合があります。
すでに1回罹った方もワクチン接種をお勧めします。
少しずつ新型コロナウイルス感染症が増えています。特に1歳から19歳の報告が増えています。70歳以上の型の入院率が高いといわれていますので、同居されている12歳以上の方は新型コロナ治療薬の内服をお勧めします。
大阪では、マイコプラズマ感染症はほぼ終息しましたが、百日咳が増えてきているようです。長く激しく続く咳が特徴で、ワクチン未接種の乳児に感染すると無呼吸発作など重篤化しやすいので、同居家族は長引く咳に注意が必要です。