2021/02/01
1月25日から1月30日まで（2021年第4週）に、
当院へ来院されました学校感染症等の患者さん（成人を含む）は、
感染性胃腸炎 8名（10ヵ月～11歳）でした。
感染性胃腸炎の流行が続いていますが、便からノロウイルスが検出された、感染性胃腸炎の方がおられます。
当院では、感染性胃腸炎の嘔吐を生体の一つの防御反応とも考えておりますし、大抵の場合半日程で改善しますので、吐気止めの処方を行なっておりません。
しかし、半日以上嘔吐が続く時、半日以上尿が出ない時、ぐったりしている時などは脱水を起こしている可能性がありますので、医療機関での診察が必要となります。
全国的に新型コロナウイルス感染症患者の報告が続いています。
阿倍野区内でも、新型コロナウイルス感染症に罹られた患者さんが、
10月、11月、12月、1月、2月の各月ともおられます。
身近にも感染リスクがありますので、
- ①換気の悪い密閉空間、
- ②多数が集まる密集場所、
- ③間近で会話や発声をする密接場面、
の3つの密を避けるという基本的な対策を遵守して、
マスクの着用と手洗いの励行を徹底しましょう。
国から緊急事態宣言が発出された大阪府は、不要不急の外出・移動（特に20時以降）の自粛を徹底するように呼びかけています。