2021/11/01
10月25日から10月30日まで(2021年第43週)に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
手足口病 1名(1歳)でした。
大阪では手足口病の流行が拡大してきており、今後近隣でも流行するかもしれません。今年の手足口病は、熱が高かったり、最初は発疹が出現しなかったり、手掌、足底、口腔粘膜以外にも発疹が出現する場合があるようですので、注意深い経過観察が必要です。手足口病には特効薬はなく、解熱薬などの対症療法のみです。
新型コロナウイルス感染症の後遺症として、倦怠感、呼吸苦、咳嗽、味覚・嗅覚障害、脱毛、記憶障害、睡眠障害、集中力低下などがあり、後遺症発症のリスク因子として、高齢、女性、肥満、発症時症状数が5つ以上、などがあります。新型コロナワクチンを接種しても感染することはありますが、重症化を予防したり、後遺症が起こるリスクを下げることができるといわれています。
大阪市のホームページでは、11月末で2回目接種を完了する予定と書いてありますので、今からワクチン接種を受けようと思っておられる方は、大阪市のホームページで取扱医療機関を急いで検索してみてください。