2021/11/08
11月1日から11月6日まで(2021年第44週)に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
感染性胃腸炎 2名(2歳・3歳)、
手足口病 1名(1歳)でした。
大阪では手足口病の流行が拡大してきており、今後近隣でも流行するかもしれません。今年の手足口病は、熱が高かったり、最初は発疹が出現しなかったり、手掌、足底、口腔粘膜以外にも発疹が出現する場合があるようですので、注意深い経過観察が必要です。手足口病には特効薬はなく、解熱薬などの対症療法のみです。
これから感染性胃腸炎の流行する時期を迎えます。嘔吐で発症することが多く、発熱や下痢を伴うこともあります。
胃腸炎の診断や治療は当院でできるのですが、症状消失後いつごろから登園や登校が可能かについては、あらかじめ園や学校に尋ねておいてください。