2021/11/29
11月22日から11月27日まで(2021年第47週)に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
感染性胃腸炎 9名(9ヵ月~46歳)でした。
当院では感染性胃腸炎の患者さんが急増しており、便でノロウイルスの反応が出た方もおられます。
大阪でも感染性胃腸炎の報告数が増えているようです。嘔吐で発症することが多く、発熱や下痢を伴うこともあります。
胃腸炎の診断や治療は当院でできるのですが、症状消失後いつごろから登園や登校が可能かについては、あらかじめ園や学校に尋ねておいてください。
大阪では手足口病の流行が続いています。今年の手足口病は、熱が高かったり、手掌、足底、口腔粘膜以外にも発疹が出現する場合があるようです。
原因としてはコクサッキーウイルスA6型が検出されているそうで、抗菌薬は無効です。当院近隣ではまだ爆発的な流行がないため、もうしばらくは注意が必要です。