2019/01/18
2018年10月、日本小児科学会新興・再興感染症対策小委員会予防接種・感染症対策委員会で、インフルエンザの治療指針が更新されました。
それによりますと、インフルエンザで選択される薬は、
オセルタミビル(商品名タミフル)
ザナミビル(商品名リレンザ)
ラニナミビル(商品名イナビル)
ペラミビル(商品名ラピアクタ)
の4種で、新薬のバロキサビルマルボキシル(商品名ゾフルーザ)の使用については、「十分なデータを持たず、現時点では検討中。」とのことです。
当院では、この小児科学会の指針に従い、今シーズンの小児のインフルエンザ患者さんには新薬を処方しないことにしましたので、どうぞご了解ください。