【先週の感染症（２０２４年６月２４日～６月３０日）】

６月２４日から６月３０日まで
（２０２４年第２６週）に、
当院へ来院されました学校感染症等の患者さん（成人を含む）は、

溶連菌感染症　１名（５歳）、
手足口病　３名（３歳～４歳）、
マイコプラズマ感染症　１名（１０歳）、
新型コロナウイルス感染症４名（２４歳～８０歳）

でした。

大阪では手足口病が流行しています（約9人/週）。
今年の手足口病は、熱が高かったり、手足以外にも発疹が出現する場合があるようです。
原因としてコクサッキーA6型というウイルスが検出されており、
大人の方へも感染する場合があります。
一方、新型コロナウイルス感染症が増加してきました（約4人/週）。

また、咳が長引く方が増えてきまして、原因疾患として大阪では第19週以降マイコプラズマ感染症の報告が多くなっています。
近隣の病院ではパラインフルエンザ3型ウイルスも検出されているようです。咳が長引く場合にはかかりつけ医を受診しましょう。